自然の驚異、有珠山西口火口散策路

２０００年３月の噴火が終息してから虻田町が観光スポットにしようと西胆振消防組合本部庁舎付近から西口火口付近までの約６０５メートルの散策路を作りました。

	散策路入り口付近、国道２３０号噴火前（一番上）と現在の道路の様子。道路が陥没していて水がたまっています。水蒸気が上がっているのも見えます。
	つぶされた車、へし折られた電信柱も残されていました。
	ＪＲのまくら木を使って整備された散策路とでこぼこになってしまったもと道路。
	西口頂上です。噴火口の向こうには昭和新山も頭をのぞかせています。大きな水たまりもありました。時間をかけて湖になるのでしょうか。一番下は「わかさいも」（菓子屋）の工場だそうです。（拡大画像）
	所々にガイドもあります。

家屋を押しつぶし、道路を数十センチも隆起させてしまう自然の驚異とアイスやジュースを片手に頂上火口付近を目指す人々が訪れる観光地としての有珠山、ギャップに戸惑いましたが、地元の人たちのたくましさを感じました。かき氷、ジュースなどを売るお店がいくつか出ていましたがおすすめはゆでトウモロコシ。１本２００円のお店がほとんどですが、１５０円の看板を見て思わず買ってしまいました。朝取りのゆでたて、おいしくて安いトウモロコシでした。時間があれば洞爺湖付近も散策したいのですが宿舎を目指さなければならないため次の機会のお楽しみです。