尾根道沿いの八国山散策

西武池袋線・新宿線が合流し、そして西武鉄道の本社もある所沢駅を出発し、一遍上人像が立つ長久寺を経て松が丘団地方面を目指すと将軍塚へ0.3kmの標識に出会います。ここから八国山緑地入口はすぐです。
クヌギやコナラでおおわれた深い森の中を思わせる尾根道の遊歩道を30分ほど歩けば西武園駅側の緑地入口に到着です。
西武園駅からは一駅で東村山駅ですが、今日は西武園遊園地の大観覧車を右に見ながら西武遊園地駅を目指しました。

※八国山緑地へは「歩・ほ・歩」でも東村山駅方面や下山口方面からの散歩道も紹介されています。
今日は所沢駅から八国山〜西武園〜西武園遊園地という基本コースでしたが、八国山緑地の往復、あるいは菖蒲で有名な山公園をコースに入れたり、西武園遊園地駅からすぐの多摩湖へ足を伸ばしたりあるいは「歩・ほ・歩」でも紹介されている「トトロの森」方面をコースに入れたりといういろいろな応用がきく緑豊かな散歩コースです。




八国山…狭山丘陵東端に位置し、かっては、上野・下野・常陸・安房・相模・駿河・信濃・甲斐の8カ国が眺められたといわれます。埼玉県(所沢市)と東京都(東村山市)の境界にもなっています。
将軍塚…元弘3年(1333年)、鎌倉幕府を倒そうと上州で挙兵した新田義貞は南下し、小手指ヶ原で幕府軍と対戦したが苦戦を強いられ、分倍河原(現東京都府中市)の合戦でようやく勝利するが、このとき義貞がこの地に一時滞留し、塚に旗を立てたことから将軍塚と呼ばれるようになったと伝えられる。