今日は仏子駅から茶畑経由で入間市博物館へ向かう散歩コースの紹介です。

仏子駅

○ぶしえき…変わった名前ですが、西武鉄道「歩・ほ・歩」によると次のような由来があるそうです。

○武蔵野音楽大学があり、１・２年生はこちらの校舎に通います。歌のお姉さん、茂森あゆみさんも通ったことでしょう。また、南口にはおいしいパンを売っているポエットさんのお店があります。

入間グリーンロッジ

○古城を思わせる建物が西武線電車内からも目立つ入間市営国民宿舎です。結婚式も行えます。６階建ての建物で６Ｆは展望台です。夜景も素晴らしいそうです。パンフレットをもらいました。ランチもあるのですが、料理類は原則として予約が必要とのことです。

入間グリーンロッジから八津池への道

○グリーンロッジの駐車場から鳩小屋などを眺めながら八津池へ続く加治丘陵木立の道です。入間市景観５０選に指定されています。「入間青年の家」に出かけるちびっ子たちも歩いていました。

八津池

○昭和３０年代まで水田用の溜め池だったそうです。入間市の桜の名所でもあります。昭和３８年と昭和４４年の発掘調査で７００年代にこのあたりで瓦を焼いていた窯跡群が発見されたとの案内板がありました。その紹介では谷津池となっています。
○カメも日向ぼっこしてました。元気のない鯉のぼりが気になりました。
○池のすぐそばに鰻のおいしい「駒弥」があります。茶会席料理でＴＶでも紹介されています。（開店前なので今日はパス）

八坂神社

○金子坂沿いの木立の間の坂道、階段を上ったところにポツリと建っています。入間景観５０選に選ばれています。

龍円寺（観音堂）

○子安子育てで信仰されてきた千手観音がまつられる観音堂があります。

豊泉寺（ふせんじ）

○龍円寺から豊泉寺まではお茶などの農家もある住宅街の道を１５分ほど歩きました。途中にあった手打ちうどんの「さわだ」、早めの昼食とも思いましたがすごい行列で食べるのあきらめました。
○地元の庭師水村藤四郎氏によって造られた本格的禅宗庭園が有名です。ツツジはもう終わってしまいましたが、ツツジの花咲く頃が見頃だそうです。また、境内にはありがたいお言葉が掲示されていました。なお、わが掲示板にも書き込みのあったMASANORIさんのＨＰで知った居眠りしている子供の上のリスを見ることできました。

茶畑

○豊泉寺からは標識に従い、農道を歩いていよいよ茶畑に到着です。残念ながら茶摘みの様子を見ることはできませんでしたが、刈り取りを間近にひかえた茶畑が４００ha一面に広がります。
○畑の中央には小高い丘にある茶業公園があります。公園と言ってもベンチがあり、休憩ができるだけの小さな場所ですが、茶畑を見晴らすことができます。加治丘陵の山上には桜山展望台も見えました。
○また、４．１ｍの高さがある日本一の道標も見逃せないスポットです。「狭山茶場碑入道」と記されていてギネスブックにも載ったものです。道標すぐそばに「大樹」という授産施設があり、うどん、カレーライス等の食事もできます。焼き団子や酒まんじゅうの販売もあります。酒まんじゅうは売り切れ、焼き団子も焼かれたそばから売れてしまい、買うことはできませんでした。やっとの思いで、柏餅を買えました。できたてのあたたかさの残るやわらかいもちにあんこ、おいしかったです。

入間市博物館（アリット）

○大樹で休憩してアリットを目指しました。工業団地内を通り抜け３０分ほどで到着です。到着後、まず、レストラン「一煎」で昼食にしました。お茶を使った六鉢定食、ランチタイムは１０００円が８００円に割引です。（六鉢…お茶葉入りポテトサラダ、冷や奴お茶入りとろろがけ、お茶葉入りポテトコロッケなど）
○売店では狭山茶染めタオルやお茶ようかん、お茶つくだ煮などに並んで新茶葉の無料サービスがありました。天ぷらにして食べます。
○帰りはバスで入間市駅方面に。博物館では特別展として「天気の不思議展」をやってましたが、バスの出発時間のためパスしました。

○入間市景観５０選のうち、１０箇所を回りました。茶畑近辺は歩道スペースがなく、車に注意が必要です。西武鉄道「歩・ほ・歩」では桜山展望台経由で茶畑に向かい、仏子駅に戻るコースを紹介しています。茶畑から博物館までは工業団地内の作業などを見ながらの単調なコースですし、博物館からはバスで入間市駅まで戻ることになります（本数が少ない）。ですから自然に親しみ、時間を有効に使うなら博物館コースではなく桜山展望台経由コースが良いと思います。でも、一煎のランチはおいしかったです。