メンバーの中の男性デュオ、ビョルン&ベニーが「木枯らしの少女」で70年3月にデビュー(日本では72年にリリースされヒット)し、これに後にビョルンと結婚するアグネタ、ベニーと結婚するアンニ・フリードが加わりスウェーデン出身の4人グループとして数々のヒットを連発しました。特にヨーロッパと日本ではスーパースタートして君臨し、日本でも12曲をオリコンチャートに送り込んでいます。81年グループとしての活動を停止し、82年に解散しました。
当時はそれ程興味はありませんでしたが、あらためてCDを手に取り聞いてみるとノスタルジックなバラードあり、ダンスビートあり、明るいポップスありと実に奥の深い曲作りを感じます。

RING RING

1.リング・リング
2.見知らぬ街の少女
3.ジスイリュージョン
4.ピープル・ニード・ラブ
5.アイ・ソウ・イット・イン・ザ・ミラー
6.ニーナはかわいいバレリーナ
7.ラブ・イズント・イージー
8.ミー・アンド・ボビー・アンド・ボビーズ・ブラザー
9.ヒー・イズ・ユア・ブラザー
10.木枯らしの少女
11.アイ・アム・ジャスト・ア・ガール
12.ロックン・ロール・バンド

※記念すべきデビュー盤。日本でもヒットした10など前身のビョルン&ベニー時代の曲も収録されている。しっとりしたバラードも多い。

WATERLOO

1.恋のウォータールー(6位)
2.シュロの木のそばで
3.キング・コングの歌
4.落葉のメロディー
5.ママのことづけ
6.皆なで踊ろう
7.ハニー・ハニー(27位)
8.ホワット・アバウト・リビング・ストーン
9.ウォッチ・アウト
10.私の愛の歌
11.スージー・ハング・アラウンド

※74年にリリースされたセカンドアルバム。アバとしてはヨーロッパソングコンテストでグランプリを受賞した1が全米6位など世界的大ヒットになった。4など北欧風の雰囲気が漂う。

ABBA[+7]


1.ママ・ミア(32位)
2.ヘイ・ヘイ・ヘレン
3.トロピカル・ブランド
4.エス・オー・エス(15位)
5.マン・イン・ザ・ミドル
6.バング・ア・ブーメラン
7.アイ・ドゥ・アイ・ドゥ(15位)
8.ロック・ミー
9.インテルメッツォ・ナンバー・ワン
10.アイブ・ビーン・ウェイティング・フォー・ユー
11.ソー・ロング
12.恋のウォータールー(6位)
13.落葉のメロディー
14.ハニー・ハニー(27位)
15.リング・リング
16.ニーナはかわいいバレリーナ
17.クレイジー・ワールド
18.メドレー:ピックアペイルオブコットン〜オントップオブオールドスモーキー〜ミッドナイトスペシャル

※75年リリース。配給元変更に伴い新装発売された。11〜18がそれに伴うボーナストラックというお買い得盤。

ARRIVAL[+1]

1.ホエン・アイ・キスド・ザ・ティーチャー
2.ダンシング・クイーン(1位)
3.マイ・ラブ,マイ・ライフ
4.ダム・ダム・ディドゥル
5.ノウイング・ミー,ノウイング・ユー(14位)
6.マネー・マネー・マネー(56位)
7.ザッツ・ミー
8.ホワイ・デッド・イット・ハブ・トゥ・ミー
9.タイガー
10.アライバル
11.悲しきフェルナンド(13位)

※「読本」でも紹介されている11がボーナストラックとして収録されている。大ヒット曲「ダンシングクィーン」を含むアバの初の全米アルバム・チャート・ランクイン。(全米20位)

THE ALBUM

1.イーグル
2.テイク・ア・チャンス(3位)
3.ワン・マン,ワン・ウーマン
4.きらめきの序曲(12位)
5.ムーブ・オン
6.ホール・イン・ユア・ソウル
7. 「ザガールウィズザゴールデンヘアー」〜サンキューフォーザミュージック 
8. 「同」〜アイワンダー(デパーチャー) 
9. 「同」〜アイムアマリオネット 


※全英・米でプラチナアルバムを獲得した1977年の作(全米14位)。前年の「アライバル」の厚みのあるアバサウンドを決定的にした彼らが,ここではより幅広い曲作りをみせている。のびのびと実力を発揮しているのが伝わってくるのがうれしい。 7〜は組曲でアバがコンサートの中で演じたミニ・ミュージカルに題材を求めていて、当時のコンサートで非常に好評を博した。

Voulez-Vous[+2]

1.アズ・グッド・アズ・ニュー
2.ブーレ・ブー(64位)
3.アイ・ハブ・ア・ドリーム
4.エンジェルアイズ
5.キング・ハズ・ロスト・ヒズ・クラウン
6.ダズ・ユア・マザー・ノウ
7.イフ・イット・ワズント・フォー・ザ・ナイツ
8.チキチータ(29位)
9.ラバーズ
10.キスズ・オブ・ファイヤー
11.サマー・ナイト・シティ
12.ラブライト

※79年リリース。全米19位を記録。11.12がボーナストラック。2,8が日本をはじめ各国のチャートをにぎわせた。

Super Trouper[+3]

1.スーパー・トゥルーパー
2.ウィナー(8位)
3.オン・アンド・オン・アンド・オン
4.アンダンテ・アンダンテ
5.ミー・アンド・アイ
6.ハッピー・ニュー・イヤー
7.アワ・ラスト・サマー
8.パイパー
9.レイ・オール・ユア・ラブ・オン・ミー
10.ウェイ・オールド・フレンズ・ドゥ
11.ギミー・ギミー・ギミー
12.エレイン
13.プット・オン・ユア・ホワイト・ソンブレロ

※80年リリース。全米17位。2は全米8位のヒットを記録。11〜13がボーナストラック。この頃にはグループ内に変化があり、夫婦二組からなるアバは離婚した男女4人のグループになっていた。